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森組芝居はお芝居制作しています。

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森組芝居

森組の誕生と再始動

 森組として芝居をはじめることになったのは、脚本家の先輩であり仲間だった桃井章氏が広尾にCOREDO(コレド)というバーを出された頃になります。
 ある時、お店にうかがうと彼からこの店を使って芝居が出来ないだろうかと相談を受けたのです。カウンター席とカウンター内をメイン舞台にして、それも、土曜日もしくは店の休みである日曜祝日を使ってとのことでした。
 舞台としては面白い、ドラマも出来ると確信しましたが、一週間おきの公演には少々二の足を踏みました。そんなスタイルで出演して下さる役者さんがいるのでしょうか。たとえ企画に乗って下さってもスケジュール的にもギャランティ的にも無理をお願いするしかないのですから。
 それでもCOREDOでの芝居に挑戦したいと思いました。野外やテントでの芝居があるように、COREDOならではの芝居があるはず、と。
 そして、その第1弾として冷泉公裕氏の力を借りて「南麻布バーコレド」を上演。第2弾が阿知波悟美さんを強引に口説いての「うそうそ時」、第3弾は文学座のアトリエ公演を観に行きながら小林勝也氏にアタックしての「赤糸と緑の糸と」です。
 いつかCOREDOの店全体を小劇場的なスペースとして上演する人や劇団も。けれど森組はあくまでもバーという店そのものを舞台にした芝居をと考えていました。ですから、COREDOが広尾から乃木坂に移り一種の小劇場的なスペースとなってからは、観客として、店の客として足を運びましたが森組公演はしませんでした。
 要するに森組は解散。と言っても公演ごとにキャスト、スタッフを募っていたに過ぎませんから解散と言うより休眠と言うべきでしょう。
 どのくらい眠っていたのか……ある映画の現場で文学座の後輩にあたる安井ひろみさんに出会い、二人でいつか芝居を一緒にと意気投合。その約束を「夢のつづき」(笹塚ファクトリー)で果たすと同時に、森組は眠りから覚め再び芝居創りを始めたのです。
 そして2014年9月吉日、森組を森組芝居として新たな出発を果たしました。その第1弾が2015年3月下旬に、池袋のあうるすぽっとで「マクベス上演―夢のつづき−」を。そして同じ年の10月中旬には森組芝居単独での企画、プロデュース「或る日、或る時」を座・高円寺で上演しました。
 そう、「或る日、或る時」が森組芝居の本当の意味での勝負になるかもしれません。いずれにしろ、その後の公演につないで行く為にも一つ一つを誠実に創っていきたいと思っております。
 以下、夫により追伸。

 そして2017年2月、「記憶のパズル」が森組芝居最期の公演となりました。森組芝居は森治美が主宰として立ち上げたものです。夫である私が出しゃばる余地はありません。これからは森治美の戯曲、著作物を守りながらひっそりと暮らします。再演や本を使いたいというお申し出は随時受け付けておりますのでご遠慮なくどうぞ。


COREDOの舞台と客席

コレド内観



 舞台はカウンター席、カウンター内、店の出入り口とトイレに至るエリアで、そのエリアをそのまま生かす形をとる。従って客席は店内のテーブル席側とし、これもほぼ現状のまま使う。
 また、出入り口のドア、通り側に面した床から天井までの窓、窓越しの景観もそのまま使用。その為、昼夜の公演においては外明かり(自然光)が違う。その点については芝居設定上の工夫なり台詞の一部を差し替えるなりして、リアルタイムの不自然さをないようにする。
 要するに芝居の「時」「所」に、できるだけ現実の時と店の現実を滑り込ませるという方法、方向での芝居創りであった。
                                        −>ジャージャン


森組芝居

主宰:森 治美

住所:東京都内

プロフィール